こんにちは、神住です。
Gメールは世界で一番使われているメールサービスです。
世界でGメールのアクティブユーザーは10億人以上になるそうです。
また、Gmailのユーザーの75%がモバイル端末から利用しているそうです。
私もパソコンとスマホ両方で同じGメールを利用していてどこからでもメールが見れて重宝しています。
データ容量が15GB以内であればGoogleのサーバーに無料で受信メールデータ、送信メールデータが保存されています。
ということは、いつでも過去のメールデータをすべて見ることができるわけですが、iPhoneのGメールアプリで昔のメールを調べようとしたら1ヶ月前までの受信メールしか出てきませんでした。
これはメールの1ヶ月以上前のデータがサーバーから消えてしまったのかと思って焦りました。
ググっても明確な答えが見つかりません。
いろいろ調べてみて「同期設定」が原因だとわかりましたので説明したいと思います。
目次
Gメールの過去のデータを確認する
まず、本当にGメールの過去データがサーバーから消えてしまっているのか確認してみました。
パソコンでGoogle ChromeからGメールを立ち上げて受信トレイの中のメールを調べてみました。
受信メールの件数は3,539件、一番古いメールは2014年10月のものが確認できました。
これで安心しました。
Gメールのデータはサーバーからは消えていませんでした。
それなら、なぜiPhoneのアプリでは過去の全てのデータが見れないんでしょうか。
Gメールの同期設定
iPhoneのGメールアプリでは1ヶ月前までの受信メールしか出てこないので、Gメールアプリの設定を調べてみました。
設定の画面を開くとサーバーのデータ関連の設定は見当たりませんが、「同期設定」の項目がありこれを開いてみました。
「同期するメールの日数」が表示されており、最大で30日になっています。
「同期するメールの日数」が30日になっていることから、サーバーにある受信メールは30日分のデータしか見れないようになっていることがわかりました。
どうして全てのデータが見られないようにしてあるのか考えてみました。
それは、モバイル端末の場合はサーバーにある全データを読み込むとスマホに相当負荷がかかりますので、快適なアクセスを確保するため読み込むデータを最大30日分に設定してあるのだと思います。
また、サーバー・クラウドと同期するデータが多すぎると、通信が頻繁になり通信データやバッテリーの消費が増えてきます。
このため、スマホでは不要な同期は極力減らすようにするためにこの同期設定がされているのだと思います。
まとめ
Gメールの同期設定について解説しましたが、いかがでしたか。
スマホでは全てのメールデータが見れないようになっています。
スマホで多くのデータをサーバーと同期すると大きな負荷がかかるため、同期を制限しておく必要があるということですね。
この記事がお役に立てたなら幸いです。