こんにちは、神住です。
iPhone6を落として壊れてしまい、新たにiPhone8を購入しましたが、機種変更設定の際に疑問に思ったことがありました。
iCloudに同期しているデータとバックアップしてあるデータはどう違うのかということです。
よくわからないので調べてみました。
調べた結果、同期とバックアップはiCloudにデータを保存するということでは同じですが、そもそも全く違う概念であり、対象となるデータが違うことがわかりました。
目次
同期とは
同期とは、2つ以上の異なる端末それぞれで、同じデータを見ることができる機能のことです。
同期していれば、iPhone、iPad、パソコンを持っていたとすると、iCloudに保存されているデータをそれぞれの端末から同じように見ることができます。
また、各端末でデータが追加・変更・削除されれば、それに合わせてiCloudのデータも変わります。
つまりネット上でiCloudのデータは常に更新され、各端末から最新のデータにアクセスできるということです。
iCloudで同期の対象となるデータは、以下のものです。
- 写真(iCloudフォトライブラリを有効にしている場合は同期)
- メール
- 連絡先
- カレンダー
- リマインダー
- メモ
- ブックマーク
- ヘルスケアデータなど
バックアップとは
バックアップとは、iPhoneの中に保存されているデータを、iPhone以外の場所にも保存しておくことです。
iPhoneのデータの保存先は、基本的にはiCloudになります。
iCloudでバックアップの対象となるデータは、以下のものです。
- App データ
- 通話履歴
- デバイスの設定
- HomeKit の構成
- ホーム画面と App の配置
- iMessage、テキスト (SMS)、MMS メッセージ
- 着信音
- 写真(iCloud フォトライブラリを有効にしている場合、写真やビデオは iCloud にすでに保管されているので、iCloud バックアップの対象外)
なお、バックアップしたデータを戻すには、復元を行います。
同期とバックアップでは、対象となるデータが全く違います。
このことがわかれば理解しやすいですね。
同期の設定
それでは、iPhoneでの同期の設定は、どうするのかみていきましょう。
「設定」⇒「iCloud」で各データの同期を有効にしていきます。
写真については、「写真」をタップして「iCloudフォトライブラリ」を有効にします。
有効にしてあれば、写真はiCloudに保存され、同期されます。
バックアップの設定
iPhoneでのバックアップの設定は、iCloudの画面で「iCloudバックアップ」をタップします。
「iCloudバックアップ」を有効にします。
これを有効にしていれば、WiFi接続時に自動でバックアップされます。
まとめ
iPhoneからiCloudに同期しているデータとバックアップしてあるデータはどう違うのか、よくわからないので調べてみました。
同期とバックアップはiCloudにデータを保存するということでは同じですが、そもそも全く違う概念であり、対象となるデータが違うことがわかり理解できました。